ACE60について

《 エース株式会社の歴史 》
日本鞄メーカー最大手。1940年、大阪市天王寺にてカバン製造卸業「新川柳商店」を開業。「イーグル」などの紳士カバンを開発。その後、米国サムソナイト社と日本総代理店契約を締結しスーツケース、ナイロンバッグの発売などで海外レジャーブームに拍車をかける。その後は、米国TUMI社と販売提携契約を締結(現在は独立)や世界的事業拡大、エースブランドオリジナルブランドの育成など、現在でも業界に一石を投じている。

《 ナイロンエースバック 》
1953年、新素材「東レナイロン」を生地にしたバッグを業界で初めて開発。カラフルでしゃれたデザイン、軽く、強度があり、汚れが簡単に落ちるという特徴は大人気を博し、当時「バックの一大革命」と言われる程だった。当時は戦後から8年経っていたということもあり、物資不足に苦労しつつも、社内旅行や家族の小旅行などを楽しむゆとりが人々に生まれてきた時期で、「見ただけで旅がしたくなる東レナイロンエースバッグ」というキャッチフレーズが大反響を呼んだ。また、1957年、昭和天皇がご行幸の折に、天覧を賜った商品としても名を馳せる。