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バックナンバー004

No.40 カッシーナ(05.09.23)

『カッシーナ』は本当に入りづらいSHOPだと思います。
威圧感のあるファサード、開けるのに躊躇してしまうデカい扉、併設したカフェにいる気品漂うお客様の顔ぶれ。
 
入ろうかどうしようか迷っている20代のカップルをよくSHOPの前で見かけます。
「こんな服装じゃ入れないよー」 そんなことを言い合っている様にも見えます。
 
店内に入ると、これまた自分がその場にいて良いのか?と思える空気感。
お金をもっているだけではダメで、やっぱり「身なり」をきちんとして心豊かにゆっくり見たい空間です。

差別というと言い過ぎかもしれないけど、やっぱりカッシーナはお客様を選んでいる様な気がします。

でも、僕はそんなカッシーナの存在をアリガタク思います。
いつかはココで家具を揃えたい。こんな家具を置ける家を持ちたい。カッシーナに行って家具を買えるステイタスを持ちたい。
金銭的なコトはもちろんですが、内面も外見も向上したい!という気にさせてくれるSHOPだと思います。
 
「いつかはクラウン」ではなく、「いつかはレクサス」。
高いモノを買うという意識だけではなく、そこで買うこと、買う自分、買える自分、を考えさせます。
セルシオの車高を下げて、真っ黒なスモークを助手席まで張ってい乗る様なコトはしたくありません(インテリアでは)。

そこに存在する『意味』、『価値』、『役割』そんなモノを持てるSHOPってステキです。モノを売っているだけではなく、気持ちとか、生活文化とか、何か付加価値をもらえて、自分が向上(色んな意味で)できるからです。

当店の存在する『意味』、『価値』、『役割』って何だろう?
『インテリアに興味をもてる様になった店』、『もっと部屋をカッコ良くしたくなった店』、そんなポジションであったらいいなぁって思います。

カッシーナさんとは同じ尺度では測れないけれど、多分、『インテリア』というキーワードの中の存在では全く逆の位置にいると思います。

『いつかはカッシーナで・・』 そんな気持ちを将来持てる人を増やしていくのも当店の『役割』かなぁ とも思います。

インテリアの入り口の外から中へお客様を導くコトができたら本望です。それが、SHIOGAMA APARTMENT STYLE、Sumika、エイチ.アール.マーケットの『存在価値』であり、『役割』です。ってはっきり言い続けていきたいものです。

No.39 ナガオカ ケンメイ来店。

今日、開店と同時にナガオカ ケンメイさんがご来店された。
前回のご来店時もそうですが、いつもいきなり現れる・・・。
今回はD&DEPARTMENT東京店の店長とドローイングアンドマニュアルのチーフデザイナーの方を引き連れて。
それと前回にもご来店された美人秘書(?)。ナガオカさん以上にオーラがあります。
 
60VISONをフル展開している為か、D&DEPARTMENTをよくご存知のお客様で当店に初めてご来店される方からは「D&Dの名古屋店ですか?」と聞かれることがある。
そんな当店を見て彼らはどう感じているのか気になります。
もちろん、展開している商品が全く同じというわけではなく、カブっているのは60VISONの商品くらい。
D&Dは「ロングライフデザイン」をキーワードにユーズドから新品までをセレクトしていますが、当店は「(男性が)カッコよく暮らすアイテム」となんとも抽象的(?)なキーワードでのセレクトです。
 
同じ60VISIONの商品でも見せ方も違います。
どうも、当店は「遊び」が多い・・。
例えば、ノリタケ60の業務用の食器もD&Dはきっちり棚に並べていますが、当店では、棚に並べつつも展示のベットの上に「モーニングセット」にしてその横に食器と同じ色のブラジャーも一緒にディスプレーしています。
僕の頭の中ではベットとモーニングセット(食器)とブラジャーはつながっているのですが、これは60VISIONをプロデュースしたナガオカさん的にはどうなのか?
 
今日、ナガオカさんが当店の中で一番興味を持ってみえたのは当店で使用している『ラッピング用紙』。
果物屋用の包装紙を見つけて、「これって、現行品?」 「へぇー、面白い!」
 
やっぱり見るトコロ(反応するトコロ)が違いますね。

No.38 世田谷でアリタマサフミに出会った。(05.09.08)

年に3、4回東京にいきます。
いつも情報が街に溢れてるなぁって感じます。しかも身体に感じるというか、バァーチャルではなくリアルなモノがガンガン目から耳から鼻から肌から伝わってきます。

雑誌やドラマの風景がそのまま日常にあったりします。朝、広尾にいくと犬を連れたマダムがオープンカフェでお茶をしていて、夜、六本木に行くと俳優さんがバーの前で店員さんと大声で喧嘩していたりと・・。

洋服に興味がなくても、インテリアに興味がなくても、街をフラフラしているだけで隠れ家的SHOPに出くわしたり、センスの良い雑貨屋さんやレアな商品を取り扱っているユーズドのインテリアSHOPに入ってしまっていたりもします。

今日行った『世田谷もの作り学校』で、デザイナーの有田昌史さんに出くわしました。
そして図々しくも彼のアトリエに入れて頂きました。突然の来客(?)にも関わらず、有田さんは気さくにお話しをしてくれたり、まだ未発表の新作をいくつか見せてくれたりもしました。
アリタマサフミのテキスタイルに一目惚れした経緯のある僕は興奮しっぱなしでした。
そして名刺交換までさせて頂いたんですが、『あ、知ってますよ、このお店』と有田さんに言われた時の感動は忘れません!

ってかなりミーハーでしょうか・・・・。

No.37 名古屋(愛知)の名産品(05.09.06)

万博の帰りなんです・・と東京から来た20代の女性。
 
カリモク60の椅子が見たくてわざわざよって頂いた様子。
カリモク60の椅子をアレコレと座り比べてロビーチェアのモケットに決定。写真だけではなかなか分からないものです・・。

そして、帰り際に『名古屋(愛知)名産』ということでギフトと自分用にノリタケのカトラリーと石塚ガラスのカップ&ソーサーの復刻商品も買ってくれました。

あと、『OVER30』のTシャツも。
と言うことは30代・・・なんでしょうか?

No.36 コラボソファー(05.09.05)

今月末に姉妹店『Sumika』のオリジナルソファーを発売します。
製造メーカーは『フランネルソファー』です。

名古屋では超有名ソファーの専門メーカーでSHOPも構えています。
おおきなメーカーとはまた異なり一台一台職人が作りあげていくスタイルに定評があります。

そんなメーカーに『オリジナル』を作ってもらえるのもやっぱ『縁』ですね。今回は『デザイナーズウィーク』が縁で実現しました。
フランネルソファーの村上さんとバーで飲んでいる時に決まった・・という経緯ですが・・。

今日、最終の打ち合わせに行き、張り地が決定しました。
完成したソファーには『フランネルソファー』と『Sumika』のタグがダブルネームで付きます。

発売まであとわずか、ドキドキワクワクです。

No.35 名古屋らしい。(05.07.11)

名古屋では初の実施となる『『デザイナーズウィーク』の概要が着々と決まってきました。その中の1つにSHOPのイベント企画として『地場産業とSHOPのコラボレーション』なるモノを実施予定です。

『ものつくりの愛知』と言われることだけのことはあって愛知及び周辺の地域には『全国No1』のシェアを誇る産業が数多くあります。
今回、『名古屋デザイナーズウィーク』の企画で取り上げる地場産業は『尾州の毛織物』です。愛知県の尾張地域、一宮市や津島市などで古くからある産業であり、全国シェアはな、なんと70%! 僕達が普段着ている服の『生地』は多くが『愛知県産』なのです。そして、海外の多くの高級ブランドの服地もココ『愛知』で作られています。
そんな『尾州の毛織物』を用いてデザイナーズウィーク期間中、参加SHOPの多くがオリジナル商品を展開します。例えば、コート生地で作ったソファー、クッションカバー、ウール地のランチマットなんかも登場するかもしれません。
お客様は各SHOPが地場産業をどうアレンジするのかも、『名古屋デザイナーズウィーク』の見所の一つとして楽しみにして頂けると思います。

今日、数店舗のSHOP代表者が毛織物のメーカーに行き、生地のサンプルなどを見せて頂きました。
メーカーさんのご好意でサンプルの一部を切り取っ手頂けるということだったので、各SHOP、数点づつ生地を選んだのですが本当に面白かったです。チョイスした生地をみるとやっぱり『リアルスタイル』はリアルスタイルらしい、『フランネルソファー』はフランネルソファーらしい、『モリス』はモリスらしい、『インテリアエッセンス』はインテリアエッセンスらしい、『シオアパ』はシオアパらしい、生地を選んでいました。
今回、メーカーさんに行かれなかったSHOPがどんな生地を選ぶのかは、企画を実施する側からしても本当に楽しみです。
 

余談ではありますが、本当に『愛知県人』は『堅実』だなぁと思います。
デザイナーズウィークというイベントを行うにあたっても、単に『デザインのイベント』『インテリアのイベント』として実施するだけではなく、『一般の消費者の方を巻き込み』、『地元』を巻き込み、『産業』を活性化(今回の場合はアパレル生地をインテリアでも活用できる糸口になると思います)しようとし、そして自分達(各SHOP)も新しい活路(今回は生地メーカーさんと知り合ったコトでオリジナルの生地の作成も可能に!)をみいだし、そしてアンド モアー(ココでは言えませんが・・)なんです。何か『事』を起こす時には色々と『副産物』がついてくる様にする・・・。
いかにも『名古屋らしい』と思ったのは僕だけではないと思います。

No.34 楽しみ倍増計画?(05.07.10)

シオアパのラッピング用の包装紙を新しくすることにしました。
店名のロゴが入った『オリジナル』の包装紙にするという選択肢もありましたが、プレゼントを贈る人と贈られる人がもっと感動する様な『ワクワク、ドキドキ』できる包装紙にすることにしました。

で、今回採用したのが『果物屋用の包装紙』と『仕出し屋用の包装紙』です。
両方とも誰もが絶対に目にしたことのある包装紙です。
『果物屋さん用』は果物の絵がついたモノでお見舞いやお中元なんかの時によく見かけたと思います。何かその包装紙に包装された果物は高級で美味しそうな感じがします。
『仕出し屋さん用』は緑色ベースに白抜きで鯛や松竹梅、「毎度ありがとう御座います」なんて文字も書かれています。子供の頃、父親がたまーに寿司屋さんで買ってきてくれたお土産にも同じ様な包装紙が使われていたと思います。その包装紙を見るだけで美味しそうな感覚になり「わーい!」と言葉がでそうになります。

たぶん、この包装紙で包装されたギフトをもらった人は『何コレ?』と思う気持ちが大きくなると思います。『何』というのは、全くわからないと思う『何』ではなく、この包装紙ということは中身は『果物?』『お寿司?』でもなんで『果物?』『お寿司?』なんだ?、そんな食べ物のはずはない?と思うし・・、え?いったい何が入ってるんだー・・・・みたいな色んな気持ちが複雑に入り混じった『何』です(ちょっと長い・・)。

そして、もしかしてメロンか?と思いながら『果物屋の包装紙』を開けてみたら『アマダナのオーブントースター』が出てきたり、おいおいこんなに暑いのに生もの大丈夫か?と思いながら『仕出し屋の包装紙』を開けたら『イッタラのグラスセット』が出てきたら、きっと感動と笑顔が倍増するはず・・・。 

ちなみに、Sumikaの包装紙は、その包装紙からも楽しさが伝わる様なカラフルなお菓子がプリントされたモノをスタッフの満場一致で採用することにしました。  
 

No.33 コメント(05.07.09) 

スタッフの桐谷に
「髪切ったねぇ」と言ったら
「この前から短くなってたんですけど・・・」
と言われた。

今日、Sumikaに行った時、スタッフの原田に
「髪型変わったねぇ」と言ったら
「この前から変わってたんですけど・・・」
と言われた。
そして、「清水の髪も変わったの分かりました?」
と原田に聞かれたので
「色だろ?」といったら
「ストレートにしたんですよ。色はその時に落ちたみたいです。」
「・・・・・」

No.32 パルコから(05.06.08)

何年か前、僕が名古屋パルコのインテリアショップで店長をしていた頃、他のパルコ内のインテリアショップの店長たちと密談(?)をしたことがあります。
何か自分たちでインテリアのムーブメントを起こすコトをしようぜ!的な内容でした。

『パルコ』という情報発信基地的な館にいる自分たちが『インテリア』というカテゴリーの情報をもっと強く発信したい。そんな熱い思いが僕達にはありました。
「パルコギャラリー使って新作展示会」、「クレストンホテル(パルコの中のホテル)に各ショップがコーディネートした部屋をつくる。例えば、フランフランの部屋とか、unicoの部屋とか」的パルコを巻きこんだ案、「栄周辺のインテリアショップガイドを作成する」的パルコ以外の周辺ショップも巻き込んだ案など考えました。
とにかく、インテリアも『服』の様に誰もがもっと関心をもってくれる様にしたかったのです。

全国展開している自分達のショップのなかで『名古屋店』として日々決められた『予算』を達成する為だけに、また、本社から支持された『売り場』をつくり、維持するだけで終わりたくない、という気持ちもありました。

パルコの営業担当さんや広告代理店まで巻き込んで企画を進行させようとしたものの、経費の問題、各ショップの本社との問題、周辺地域にあまりにもインテリアショップが少ないという現状(その当時はアクタスさんもありませんでしたから・・)等から結局、実現にはいたりませんでした。

でも、あの頃の思いは個人オーナーになった今も変わりません。
そして、フランフランが、タピヴォランが、Bカンパニーが、ウニコが、一瞬でも一緒に『名古屋のインテリアを変えたい』、『もっとステキなライフスタイルを提案したい』と思い行動に移せたコトは自分の誇りでもあります。

今度の『名古屋デザイナーズウィーク』では必ずその思いをカタチに、結果としてだしていきたいと思います。

No.31 不快な接客(05.06.18)

雑貨好きな主婦の方が作ったホームページの掲示板にSumikaのスタッフの接客が「キャッチまがいで嫌な思いをした」と書かれてしまいました。
そしてそれに対して「キャッチまがい・・想像も付きません。強引な接客はやめてほしい」と他の方からコメントが書き込まれて、ついにSumikaはその掲示板で「キャッチまがいの強引な接客する店」というレッテルを貼られてしまいました。

本当に「嫌な思い」をされたお客様には申し訳なかったしこれは直ぐに接客の改善をしなくてはなりません。

今まで「スタッフとの会話が楽しい」、「商品説明をしっかりしてくれる」、「インテリアの相談にちゃんとのってくれる」というお客様からのお声を聞いていましたし、そんなスタッフに会いに(話しに)わざわざご来店して頂けるお客様も老若男女問わずみえたので正直ショックではありますが、「キャッチまがい」と思わせ、お客様の「不快感」を感じさせる対応は何だったのか検証し改善にあたりたいと思います。
     

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